あなたは私が過去に書いた「自衛官と出会える方法」を読了し、アクションを移したことにより、憧れの自衛官と結婚することに現在なっているでしょう。しかし自衛官と結婚する上でポイントになることはいくつもあり、ここを抑えていないと「こんなはずじゃなかったのに!」となります。今回については自衛官との結婚生活で気をつけるべきことについて解説をしていきます。
下記の記事を事前に読んだほうがより面白いと思います。↓
目次
1.結婚式について
自衛官の伴侶と結婚式を挙げる予定がある人にまずお伝えしたいのは、自衛官の結婚式は「自衛隊ノリ」が全開になることが多々あります。
以前の記事でも解説したとおり、自衛隊というのは「ギャグ要員」そして「レジェンド」がおり、あなたの伴侶の門出を全力で祝おうとしてきます(ギャグ要員については下記の記事から知識を深めてください)
あなたの伴侶の仲間である自衛官たちは、いつも気慣れていないスーツに身を包み、徒党組んでやってきます。そしてロビーでは「○○連隊では~」「この前の山はキツかった」など自衛隊全開のトークをするのです。彼らはそのぐらいであれば問題ないのですが、問題は「余興」です。
結婚式も中盤に差し掛かり、新郎友人の余興が始まるとき、あなたは覚悟をすべきです。結婚式場にふんどし一丁の男たちが現れて、新郎を担ぎあげたり、筋肉隆々の男たちが白鳥の舞を踊ることも珍しくないのですから。
このような余興が始まると新郎の友人と新郎は爆笑しますが、あなたのご両親は死んだを目をしたり、あなたの友人もドン引きしているでしょう。そのため結婚式を行う際には「余興」についてよく確認をしてください。
あなたが品のない体育会系の余興が嫌であれば、彼にその旨をしっかり伝えください。しかし、彼にあまり強く言い過ぎると「○○の嫁はノリが悪い」と彼の友人に思われてしまうことがあるのでそこは留意しましょう。
自衛官の結婚式の余興は過激な内容が多いからしっかりとそこは話あおう。
2.飲み会について
自衛官はとにかく飲み会が多い。昭和のサラリーマンのように「酒を飲むのが仕事」と思っている節があり、飲み会を無下に断ると「あいつは本当に付き合いが悪いなぁ~」と上手く人間関係が構築できないことも往々にしてあります。
あなたの伴侶が自衛官である以上は部隊の飲み会については参加したほうがいいですが、あなたが本当に留意すべきところとしては「2次会を容認するかどうか」です。
理由としては自衛官の飲み会は大抵「2次会に行こう!」という流れになり、中隊長や小隊長が酒好きの場合「お供します~」とホイホイあなたの彼は行く可能性が非常に高いからです。
そして2次会ではほぼ確実にスナックに行き、サントリーの角瓶の水割り、ソフトせんべい、サラミを味わいながら、カラオケを歌う。これが自衛官の定番コースなのです。
2次会に行くことにより、日常業務が円滑に回るケースもあるが、お金が掛かってしまうのでそこは彼と相談をしていきましょう(コロナ禍で飲み会は軒並み禁止なので世の自衛官妻は微笑んでいるでしょう)
飲み会は確かにコミュニケーションの場として活きる利点もあるけど、お金もかかるので2次会3次会をどうすべきはよく話会おう。
3.家に帰ってこないことについて
自衛官は家を留守にすることが基本的に多いと思ってください。理由は「任務・訓練」の特性上、家に帰れないことが多いからです。陸上自衛官であれば山での演習があり、海上自衛官であれば出港があり、航空自衛隊であればシフト勤務が多いです。まとまった休みがあれば帰ってきますが、結婚した相手の職種によっては1か月間家を空けることもざらにあるでしょう。
もしあなたが幹部自衛官と結婚をすれば、平常業務でも夜遅くにならないと帰ってきません。これはあなたのことが嫌いなのではなく、業務過多で帰ることができなないからです。業務がひっ迫をしていると職場で寝泊まりをする独身幹部も普通にいます。
さらに通常でも帰ってこないのに有事や災害派遣になると1年以上帰ってこないことも可能性としてあります。このように「自衛官と結婚をするとパートナーが家に帰ってこないこともある」という認識は少なからずを持ったほうがよいでしょう(まれに余裕がある部隊、閑職についている人、絶対定時で帰るマンなどはその限りではありませんが)
業務多忙によってパートナーとすれ違いとなり、破局をしてしまう人が結構います。二人でしっかりをルールを決めましょう。
4.転勤が多いことについて
転勤についても自衛官と結婚をする上で覚悟をしなくてはならない項目の一つです。理由は自衛官は国家公務員であり、任地は本人の事情を考慮されることがありますが、基本的には全国転勤ありきだと思ってください。(特に海上自衛隊幹部は転勤のスピードが早く、大湊、横須賀、呉、佐世保をグルグルと回ります)
さらに転勤の地も都市部は希であり、僻地の田舎になる確率が高いです。自衛隊には離島や陸の孤島と言われるようなところに基地や駐屯地があることも珍しくなく、「えっマジでここに赴任するの?」と思うような場所がいくつもあります。もしあなたが独身で仕事を退職しており、子供がいないor小さいときはまだ良いのですが、あなたに好きな仕事があったり、子供が大きい場合は旦那が単身赴任をするケースが多くなります。
またパートナーと一緒に赴任をしても北海道のド田舎で狐とリスがそこらへんで走り回っている地域で、誰も知り合いがいない中、パートナーが家に帰ってこないと気が滅入ってしまうケースも多いのでそこは上手く乗り越えられるように工夫をしましょう。
いつまで一緒についていくのか、単身赴任をするのか、マイホームはどうするのかをよく話したほうが良いでしょう。ここは結構大切なポイントです。
5.今の仕事について
上記項目に書きましたが自衛官と結婚をすると全国転勤がセットになりますので、自衛官のパートナーは「今の仕事をどうするか」が大きな鍵になると思います。もしパートナーが大手企業の総合職であったら、どう仕事を続けていくのが大きなポイントになると思います。
また仕事の相性だけでいえば自衛官は医療関係者との結婚は非常に良いかと思います。理由としては医療職種は転勤をしても仕事はありますし、僻地になればなるほど需要と供給のバランスで給与水準が高くなる傾向があります。ただ現在はリモートワークでの働く方が主流になりつつありますので、共働きを続けていくには良い選択肢は増えてきていると思います。
共働きを続けていく上で、いまの職場で遠方リモートが可能かどうかも確認する価値はあると思います。
いまはリモートワークも増えてきていますので選択肢は広がりつつあります。
6.まとめ
自衛官は任務が国防という特殊性から一般のサラリーマンとは異なる勤務体系や転勤があります。ここをしっかりと抑えていおらず、早期破局するパターンが結構ありますので事前に話し合っていきましょう。