私はアウトドアグッズを買うのが好きなのですが、買うときは「まあ災害時にも役に立つから...」と言ってよく購入します。災害時に役に立つグッズは紹介するアイテムのほかにも沢山あると思いますので、参考程度にして頂ければと思います。ソロキャンプやツーリング、登山などでも役に立つアイテムが思うので「まあ災害時にも役に立つから...」という精神で揃えてもいいと思います。
目次
Amazonベーシック ハイキング バックパック
まず最初に紹介するのはバックパックです。災害時に自宅から避難所などに行く際は、可能な限り両手が使えるバックパックをお勧めします。こちらについては小さいバックパックでもいいのですが、脇にポケットがあるタイプのほうが荷物を分けることができます。また腰ベルトがあるタイプのほうが身体の疲労感が軽減されるので、腰ベルトはあったほうがいいでしょう。
今回、アマゾンベーシックのバックパックを紹介した理由は「値段が手ごろ」「品質がある程度期待できる」ことにあります。バックパックは登山メーカー(ノースフェイス、ミレー、モンベルなど)も多数販売していますが、こちらのバックパックは登山メーカーの半値ほどです。特に登山を始めるつもりはなけば、こちらをおすすめします。また海外旅行やソロキャンプなどにも使えるので、使用用途は広いと思います。私は趣味で登山によく行くのですが、このタイプのバックパックを背負って登山をすると「行軍みたいだな・・・」としみじみ思います。安いので持っておくと便利ですね。
ジップロック
災害時に備えて着替えなどを準備されている方は多いと思いますが、着替えや日用品は必ず防水処置をする必要があります。災害で避難する際に大雨、台風、洪水などに遭遇し、衣類が濡れると一発でダメになります。災害時には「清潔な着替え」があるかどうかで気持ちが大きくかわるので、防水処置は必須です。陸上自衛隊ではなるべく衣服を小分けにして、ビニール袋で保存するように教育をされます。
こうすることで大雨時にも衣服が濡れずに済みます。なお衣類の防水処置に関してはジップロックなどの商品がおすすめです。100円均一のビニール袋は口がガバガバなケースが多いので普通に浸水します(経験談)安さよりも品質で選ぶことをおすすめします。またジップロックでパッキングすると体積が小さくなるので、バックパックに衣類がたくさん入ります。旅行を行く際にもぜひ試してみてください。
メスティン キャンプ【正規品】3点 セット
災害時には「食事をする容器」と「お湯を沸かせるアイテム」が大切になります。プラスチックの容器でもいいのですが、火にかけることができないのでアルミの容器をおすすめします。メスティンの飯盒は軽く丈夫なので、持っていて損はないアイテムです。またこちらの商品は「コップ」と「五徳」がセットになっているので、あとは100円ショップで固形燃料買えばお湯を沸かせるようになります。なおライターないと無用の長物になるので必ず準備をしてください(私は登山で経験しましたがすごい萎えます...)
コンパル デカ音緊急ホイッスル
次に紹介するのはホイッスルです。災害時に生き埋めになった際や、倒れている人を見つかけた際にホイッスルが非常に有効な手段になります。また不審者対策の防犯グッズにもなりますので携行品として持っておいたほうが良いです。ホイッスルは種類によっては「鳴らすのが難しい」といった物もあるので、よく吟味して買ったほうが良いと思います。購入後は海岸や河原などの開けた場所で一回ぐらいは練習しておきましょう。
キッチン ポリ袋
キッチンポリ袋は通称「ママパック」と陸上自衛隊ではよく呼ばれます。このポリ袋をお皿などにかぶせることで、皿が汚せずに食事をすることができます。こうしたポリ袋をかぶせることなく、直接盛り付けてしまうと食器が汚れます。汚れた食器を洗うための水が十分にあれば問題ないのですが、水がない場合は汚れを落とせません。特に災害時には清潔な水が貴重品になりますので、ポリ袋を使ったほうが「衛生的」「経済的」となります。またポリ袋は用途が幅広いので持っていて損はないアイテムだと思います。ゴミはたたんでジップロックの中にでもしまっておきましょう。
携帯用 救急セット
救急セットは自分で買い集めたほうがクオリティ高く、安上がりになるのですが「何買っていいかわかんない!」という方はセットで買うのもありだと思います。ただこうしたセット品の絆創膏などは質が悪いことも多いので、購入後に取捨選択はしたほうがいいと思います。とくに絆創膏類はしっかりとしたものを買いましょう。付属品を使うと張り付かない、水に濡れたらベロベロという憂き目を見ます・・・。
エバニュー(EVERNEW) ウォーターキャリー2L
災害時には清潔な水が貴重品になります。地方自治体や自衛隊からの配給に備え、容器は自分で持っていたほうがいいと思います。ポリタンクなどのアイテムもいいですが、ビニールの「ウォーターキャリー」も持っておくと便利です。このアイテムは通常時は小さく折りたたむことができるので、普段は丸めて輪ゴムで止めておきましょう。水筒代わりにもなるので、2~3ほど持っていても良いでしょう。
SAWYER ソーヤー ミニ SP128
最後に紹介したいのは携帯浄水器のソーヤーです。これは生水を清潔な水にできるアイテムです。海水や細菌、化学物質で汚染された水についてはろ過することはできませんが、雨水や川水であれば一応飲むことができます。清潔な水は飲料水のほかにも傷口を洗ったり、食器を洗ったりと用途が広いので持っていると災害時には捗ると思います。コンパクトで軽いのでウォーターキャリーとバックパックに忍ばせておくといいでしょう。
このときに同期が飲んでいたのがソーヤーです。私はドン引きしました。
まとめ
災害時で役に立つグッズはアウトドアでも助かります。なのでアウトドアグッズを買うときは「まあ文明が滅びたときに役に立つし...」と思って集めるのがいいでしょう。災害時には周りの人と助け合っていきましょうね。